夜間頻尿、尿漏れについて

男女ともにほとんどといえる高齢者が排尿に悩みを持っておられるのではないか。

泌尿器科や広く一般でいわれているような内臓底筋や尿意感覚の衰えの他に、
器質的に共用される部位が多い生殖機能の衰えによる変調から尿意感覚の異常による原因が見受けられる。

体力、体調、筋力低下については、下腹部の筋肉とその神経、下股内側の筋力トレーニングや皮膚刺激で症状が軽減、回復する。

夜間頻尿での尿意は必ずしも膀胱の尿量には関係なく催すことがある。
尿意を膀胱ではなく尿道で感じるからと考えられるが、このような頻尿に対する有効なツボや運動療法が見当たらない。

逆の尿道括約筋やその神経麻痺での尿漏れには、内臓底筋等のインナーマッスルのトレーニングが有効である。

近年になり必要以上の水分の摂取がいわれているために体内の水分率が過剰な人、
昼間にデスクワークや移動の少ない立ち仕事等で下半身に水分が溜まった人、
更に遅い夕食でビールや茶のような利尿作用のある飲み物を摂り過ぎる人は、
心あたりの原因を解消すれば熟睡できる場合も多くある。

更に決心と思いようで昼間の尿漏れ、夜間頻尿とそれぞれ必要時にはオムツを薦めたい。
近年の品は排尿後の臭気や湿気はほとんどなく排尿の練習ができればほとんどの悩みが解消できる。